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2017年9月19日
不動産鑑定士にできること(山陰地区不動産鑑定士交流会②)
山陰地区不動産鑑定士交流会の中でワールドカフェ形式のグループ討論を行いました。
ワールドカフェというのは、少人数にグループ分けをして議題を話し合い、一定の時間で席替えを行って、次のグループで再び議題を話し合うというもので、席替えを行うことにより、多くの人と意見交換を行えることにメリットがあります。
今回は4~5人のグループを作り、
①人口減少社会において個人で何ができるか
②人口減少社会において不動産鑑定士として何ができるか
③人口減少社会において不動産鑑定士協会として何ができるか
を話し合い最後に発表の場を作り、全体での意識共有をはかりました。
②や③の鑑定士や協会でできることとして下記のような意見がでました。
・土地有効利用と地域計画に参加
・土地価格動向の公表
・土地政策の提言
・商工会等と連携して未来への提案
・地域の情報バンクを作る
・他業界間を結ぶハブになる
・相談会等を通じてコンサル
・農地付セカンドハウスを提案
・古民家、外国人向け宿泊施設の活用提案
・インフラ整備についてビジョンの発想
・交通インフラへの関わり
・地域活性化への意見
・外国人雇用の拡大
・高齢者住宅等、住民の役に立つ街づくり
・コンパクトシティ整備、充実化
・空家対策、相続対策のアドバイス
・インバウンド向け住宅の提案
・先を見据えた街づくり
・団地の魅力を引き出す
・地域活性化に関わる業務
・大学への講師派遣
・鑑定士のインターン制度の創設
・小規模店舗街等のチャレンジ特区の創設
・鑑定士祭の開催
・知識を農林業に活かす努力
・住民をまき込んだ都市計画の見直し(線引き)
いろいろな意見が出たこと、とてもよいことと思います。
実践できている部分もありますが、島根県においては多くは実践できていません。
私達、不動産鑑定士が実力不足だったりマンパワー不足であったり。
しかしながら、せっかくこれだけの意見がでましたので、少しづつでも前進し、不動産鑑定士が社会に対して、より貢献しうる存在になっていければと思っています。
│カテゴリ: │更新日:2017.09.19│