HOME > 不動産を投資対象とするならば
2018年3月5日
不動産を投資対象とするならば
シェアハウスに投資をして資金が回収できないという話が最近ありました。賃料は保証されるからということで借金をして建物を建てて、結局、保証されていた賃料も入らず、多額の借金だけが残る。そして、不動産需要の無いところに残される建物。
不動産運用会社の無責任体質はいうまでも無く、審査能力が低いと思われる銀行、多くの関わった方々に問題があったと思われます。結果をみれば、初めから無謀な投資案件といえます。
しかしながら、問題となるまでは不動産の知識が豊富な人が多かったわけでなく、無謀であるということに気づかなかった人も多かったと思います。運用していた会社も規模を追求するあまり、なんとかなると甘すぎる見通しを立てていたのではと思います。
私は不動産を投資対象とするならば新築ではなく、その資金は中古案件に向けるべきであると思う。今回のようなケースでは無駄に不動産が増えてしまいますし。中古案件に資金が流れれば、最低限、社会の役に立つのではないかと思います。
│カテゴリ: │更新日:2018.03.05│