平成時代の振り返り:持続可能性を考慮した新しい時代の企業戦略
(いつもより長文です)
平成時代も終わりを告げ、時代は令和へ変わりました。平成時代を通じて価値観の変化や様々な課題も生じ、持続可能性も問われつつある日本社会ですが、この幸せを今後も持続させていかなければいけません。そのためには企業はどのような考え方に基づいて新しい時代を進んでいかなければいけないのか、考えてみたいと思います。
プラスチックの海洋汚染問題
プラスチックの海洋汚染問題の記事をよくみかけるようになりました。プラスチックが海の水に溶け込み、魚等を通じ私達が口にするものにまでプラスチックが混じっているようです。世界の多くの国の水道水においても微小なプラスチックが混在しています。日本も心配です。
大手メーカーもプラ製ストロー使用の自粛等、取り組まざるを得ない状況になってきています。
20年くらい前にコンビニでバイトしていた頃、ペットボトル製品がよく売れるのを見て、「便利になったけど、こういう暮らしをしていたら世の中はダメになると思うよ」とバイトの先輩が言っていたのを思い出します。利便性を追求すると、環境悪化に繋がり、私達の生活をも脅かすということは、昔から分かりきっていたことなのです。
スタバ等、散々プラスチック製品を使っていて、今さらプラ製ストローをやめましたといっても環境はすぐには改善されません。
大手メーカーの責任を感じます。
福島県へ行ってきました
仕事の関係で福島県郡山市へ行ってきました。移動時間に本を読めるので、福島県ということもあり、原発関係の本を何冊か図書館から借りて、改めて原発のことを考えてみました。 (さらに…)
なぜ石炭火力推進?
原発事故後、現在の日本においては石炭火力発電が推進されている。
本来であれば太陽光発電や風力等のクリーンエネルギーへとシフトされるはずが時代が逆行していると海外からも非難されている。
京都議定書が定められた頃は日本の環境対策や技術は世界トップクラスだったと思う。あれから20年が経過し、日本という国は、若干の後進国になっている。
原発頼みであったことが、その原因の一つのように思う。原発があるから日本はクリーンですよってことだった。それが原発が止まり、それならばクリーンエネルギーへ。そのように多くの人が考えただろうが、なぜ進まない。
電気を作ったとしても電力会社が電線を管理しており、自由に電気を売買することができない。クリーンエネルギーを目指す志の高い会社の大きな弊害となっている。電力会社も多くの人を抱えており、雇用を維持するためには収益を確保しなければいけないだろうが、そのような状態ではないと思う。権力を維持するのであれば、電力会社がクリーンエネルギーを推進させるべきである。
原発を海外で推進したり、石炭火力をどんどん作ったり、経済産業省、経済界、電力会社、日本政府等、何が悪いかは分からないが、個人的には大丈夫??って思ってしまいます。
猛暑
暑い夏が続いています。
節電、節電といわれた昨年等と一転して、今年は「エアコンを使いましょう」という主張がテレビ等で目立ってきているような気がします。
熱中症で倒れてしまうまでエアコンを付けないという事例も多いことからとも思いますが、はたしてそれでよいのでしょうか。
今後の日本はおそらく今よりも暑くなることと思います。
限りあるエネルギーを使用していることを考えると、少しづつ今の暑さにもなれる体づくりをしていくべきではないでしょうか。
人間の本来の適応能力は高いものですが、今の風潮は人間をよりいっそう非力なものにしているような気がします。
エアコンを使うことは必要ですが、健康な人はやはり控えめに使用したほうが長期的には健康にも環境にもいいのではと思います。