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コラム

大学進学率

高い割合で推移しています。より高度な知識を身につけること、すばらしいと思います。

しかし、はたして4年間の学習の機会というのは本当に多くの人に必要なのでしょうか。心から追求してみたい学問があるとか、資格をとるための就職予備校のような目的として大学に行くのであれば必要な気もします。

多くの人は特に目的もなく、なんとなく大学に行っているのではないでしょうか。そのような甘い考えを持った人を大学に入れることは、本人のためにも、社会のためにもよくない状態と思います。

大学進学率が低い時代においては、大学時代遊んでいても、それなりに就職できた。今の時代ではそうでない。個人がもっと真剣に考えて進学も考えないといけないと思います。

また、一度社会に入ってからも大学で学ぶことができる制度の創出等が大事でないかと思います。

英語教育

世代が移り変わると同時に個人ができることも変わってきているように思います。

私たちの代でいえば、誰もが車に乗れ遠距離においても自由に移動ができるようになりました。

少し下の世代でいえばパソコンや携帯を駆使し、見ず知らずの人ともやりとりができるようになりました。

そして、今の子供たちの。

大きな違いは国際感覚を習得していることではないかと思います。今の子供たちは小学生のころから英語を習うようです。

私たちの世代よりも海外との垣根が低くなると思います。

人口減少、活力低下の日本社会において、海外の人をいかに日本に取り入れていくか、今の子供の世代の課題だろうなと思います。

 

平成26年地価公示発表

先日、地価公示価格が発表されました。

アベノミクス効果等により、地価の上昇地点が前年の2千地点から7千地点に増加する等、プラスの動きも多かった公示価格となりました。不動産投資信託(Jリート)も前年の2.8倍にあたる約2兆3千万円の不動産を購入したこと等も大きな理由の一つのようです。また投資マネーは三大都市圏のみならず、札幌や福岡といった地方都市へも大きく流れていることが今回の地価公示の結果へと反映されているようです。

いっぽう投資対象にならない山陰のような地域においては地価の下落は続いています。下落率の大きかった20県のうち15県は人口の減少率でも下位20県に含まれるようで、人口減少が地価の下落に結びついていることが証明されています。

今回の地価公示は都市部と地方の格差がますます広がっている現状を表しているように思います。

そのような2極化の動きを踏まえた上で、街造り等に活かしていかなければいけないと思います。

 

大型物流施設

関西において大型物流施設の建設が相次いでいます。今年は甲子園の8個分くらいの面積の施設ができ、通販会社の利用が多いようです。

通信販売というのは、パソコンから注文でき、価格も若干安く買えることも多く非常に便利です。

しかし通販がさかんになると販売店の経営悪化に繋がり、販売店そのものが無くなっていくのではないでしょうか。人を通して物を購入することが少なくなり、なんだか寂しい世の中になる気がします。

適正なバランスが少し壊れていっている気がします。

家電量販店

家電量販店の広告を見ると他店のチラシをもってくれば安くしますみたいなことが書いてあります。安くなるのは消費者としては非常に嬉しいこと。

しかし、その一方で家電の生産者であるソニーの今期赤字が1100億円、5千人の人員削減を行うそうです。

家電というのは適正な価格で販売されているのでしょうか。メーカーやさらに、その下請工場の従業員に給料がしっかりと払われないのであれば、家電製品の価格はもっと高くてもいいのではないでしょうか。

いくら安い価格で製品を購入できても、日本人が働く場所等が無くなってしまえば、日本全体としてメリットは薄いでしょう。

家電メーカーというのが量販店よりも弱い立場になりすぎている気がします。

インフラの老朽化対策

橋やトンネルといったインフラの老朽化対策を義務付けるという記事が新聞にありました。財政難や技術者不足で取り組みが不十分な自治体もあるために統一的なルールを定めるとのこと。

今さら感は否めないですね。

多くの道路が作られている中において、今後は修繕費用がかさんでいくことでしょう。その費用や技術者不足のことを考えた上で道路等は建設していかなければいけないのに、はたして将来のことを考えて道路等が作られてきたのか疑問に思います。

交通利便性が上がるという効用がある一方で、作った分だけ将来の修繕費用等の負担になるということは考えないといけないと思いました。

STAP細胞

新しい万能細胞であるSTAP細胞の作製成功が世間をにぎわせています。作製方法を発見したのが30歳の女性ということも大きく注目されています。

女性の理系離れが進む中において、若い女性の活躍は理系を目指す女性の励みになりますし、研究費用が削られがちな日本企業の考え方も変わっていけばと思いました。

 

 

 

都知事選

都知事選、原発の再稼働等が争点となっています。

脱原再稼働へと世の中の流れが傾きかけてきたころに、小泉元総理の行動によって、流れが大きく変わったように思います。

一人の行動によって大きく流れを変えてしまう、その存在感はすごいと思いました。

現実的な路線としては、何十年後には脱原発をするとして、最近作った島根原発3号機のようなものもあるわけで、古いものは廃止して安全を確認できたものは稼働させていくのがよいと思います。

 

 

明日ママがいない

児童養護施設を取り上げたドラマの継続が問題になっていますが、今日の新聞によると継続が決まったようです。

過激な表現が偏見を及ぼすとのことで問題となったようですが、そのような事はテレビでは昔から生じていたことでしょう。藤子不二雄ですら自らのアニメが偏見を生じさせているかもしれないと言っていたくらいで、テレビが視聴者に与える影響というのは、計り知れないものがあるでしょう。

公共の電波を使って見るものの思想や価値観に影響を及ぼすテレビ。作り手からは自由な表現ができないという反論もあるでしょうが、しっかりとした規制は必要と思います。

あまりにもひどい番組は、今回のドラマ以外にも多く存在している気がします。

新年

新しい年がはじまり、1月が経過しようとしています。

不動産鑑定業界においては1月1日時点の不動産価格を求める仕事が多いため、年末年始は忙しいのですが、少しづつ仕事が落ち着いてきました。

遅くなりましたが、今年も一年よろしくお願いいたします。今年は、もう少しいろいろと思っていることとか記載していこうと思います。

 

 

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